アルジャーノン化合物・名前の由来!『アルジャーノンに花束を』ストーリーは?

ダウン症の治療に光を照らす

「化合物アルジャーノン」が話題になっています。

胎児期のマウスにこの物質を投与することで

学習能力などが上がるようですね。

この化合物を発見した京大は「アルジャーノン」と命名しましたが

これはダニエル・キイスの小説『アルジャーノンに花束を』に

因んだものでした。

さらに話題になっているのは、

『アルジャーノンに花束を』の結末が、

決してハッピーエンドとは言えないことです。

そのために、少し不吉に感じる・・・という声が上がってるようです。

この記事では、

『アルジャーノンに花束を』のストーリー

簡単に解説します。

スポンサーリンク
Googleadsense広告

『アルジャーノンに花束を』ストーリーは?

主人公チャーリイ・ゴードン

『アルジャーノンに花束を』の主人公は、

チャーリイ・ゴードンという、知的障害を持つ人物

です。

チャーリイは32歳で、6歳児並の知能しかありませんが

「賢くなりたい」と強く願っていました。

叔父の知り合いが経営するパン屋で働きながら

知的障害者専門の学習クラスに通います。

ある日、クラス担任である大学教授・アリスから

ある脳手術を受けることを勧められます。

アルジャーノン

この脳手術は、チャーリイに勧められる前、

ハツカネズミへの動物実験で成果が得られたものでした。

そのハツカネズミというのが、

アルジャーノンです。

チャーリイVS.アルジャーノン

チャーリイは、ある実験用の難関な迷路で

アルジャーノンと勝負することになります。

しかし、チャーリイは、先に手術を受け

思考力・学習能力が飛躍的にアップしたアルジャーノンに

負けてしまいます。

チャーリイはこれにより

手術を受けることを決意します。

手術の成功と闇

チャーリイのIQは、元々の68から少しずつ上昇し

なんと数ヶ月でIQ185の知能を持つ天才になります。

チャーリイは通常の学生とともに授業を受けられるようになり

学ぶことの楽しさを覚えます。

しかし知能が上がったことで、これまで

仲間と思っていた人にいじめられていたことや、

障害が理由で母親に捨てられた過去など、

自分の生い立ち、境遇も理解するようになりました。

孤独

知能は高まったものの、チャーリイの感情は依然、

幼いままでした。

知能の高まりと、感情の扱い方のバランスがとれず、

他人を見下すようになり、周囲との軋轢を生み

孤独になっていきます。

アルジャーノンの異変と、手術の代償

脳手術を受けて以来、チャーリイは

アルジャーノンの世話をしていましたが

ある異変が起こります。

チャーリイは自ら、アルジャーノンを調べるのですが

自分が受けた脳手術の大きな欠陥を突き止めてしまいます。

その欠陥とは、

①この脳手術は、一時的に知能を発達させるにすぎない

②人格形成や性格の発達が追いつかず社会性が損なわれる

③一時的に上がった知能は、やがて失われる

ということでした。

知能が失われていく

チャーリイは自らの知能が元に戻るどころか

さらに下降することを知り、愕然とします。

チャーリイは最後に、知能は高まったまま

寿命で先に死んでしまったアルジャーノンを悼みます。

そして、自ら付けていた日誌の最後に、大学教授アリスに向け

このように締め括ります。

「どうかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンの

おはかに花束をそなえてやってください」

「アルジャーノン」は少し不吉?

『アルジャーノンに花束を』は、

チャーリイの一人称で書かれた小説です。

最初は6歳児並の知能ですから

ひらがなばかりの幼稚な文章が並びます。

そして最後に教授に向けた追伸もまた、

ひらがなで書かれることで、知能が失われたことを

より印象付けられます。

このように『アルジャーノンに花束を』は

一時的な知能の回復だけでなく、

その悲劇的な末路までが描かれた作品です。

私自身は化合物の「アルジャーノン」は

いいネーミングだと思いますが

ストーリを知ってしまうと、

少し不吉さを感じる人がいても

致し方ないかな、と思います。

まとめ

とはいえ、これは小説のタイトルの話に過ぎず

実際はとても喜ばしいニュースです。

臨床実験などこれからまだ時間は掛かるでしょうが

一刻も早く実用化されると嬉しいですね^^

スポンサーリンク
Googleadsense広告
Googleadsense広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!